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「ぎふ 触って味わう文化展」(4/2~3、岐阜・岐阜駅じゅうろくプラザ)
We170号『We』170号で、さわっておどろく」話を聞かせていただいた、みんぱくの広瀬浩二郎さんからの案内です。

「五感のもつ創造的可能性をひきだす開かれた場」が、4月2日~3日、岐阜駅直結の「じゅうろくプラザ」に登場します。3日には、広瀬さんの講演もあります。入場無料。


ぎふ 触って味わう文化展

開催日時:2011年4月2日(土)、3日(日)10:00~16:00
会場:じゅうろくプラザ(JR岐阜駅直結) 5F 大会議室 入場無料
内容:陶芸、藍染、文楽、古代食、薬用植物、岐阜提灯、円空仏、落雁つくり など(詳細は下記)

セミナー1 4月2日(土)13:00~14:40
「草木が綾なす草木染めに魅せられて」講師:染色家 所 鳳弘氏
所氏は、世界的な染織家。草木たちの言葉に耳を澄ませ、草木が持つ本来の色を取りだし、染め上げるという草木染め。「染めには、きれいな水が不可欠」と「水都」と呼ばれる大垣市に工房を開設。伊吹山の薬草に着目した所氏は
「薬草染め」と名付け、さまざまな色を生み、地域に普及させている。自然と調和する心についてお話を伺う。

セミナー2 4月3日(日)13:00~14:40
「誰でもが楽しめる博物館」講師:国立民族学博物館准教授 広瀬 浩二郎氏
広瀬氏は従来の博物館とは、視覚障害者も晴眼者もガラスケースに囲まれた展示、視覚的に味わう展示が大半だったと指摘する。だから視覚障害者(特に全盲者)にとって博物館は、もっとも縁遠い存在であり、楽しめる場所ではな
かったという。そこで自らの企画展を通して、障害を持つ人も含めて老若男女が楽しめるユニバーサルデザインの博物館づくりをテーマに活動している。
「ぎふ 触って味わう文化展」を企画するにあたって

これまでは視覚に障害を持つ方々が美術館・博物館・郷土歴史館を訪れる機会は少なかったようです。しかし芸術や郷土史について興味がないわけではありません。多くの人は「触るものがない」「解説してくれる職員がいない」等の理由をあげています。それが足を遠のかせている原因の一つだと言えましょう。

しかしながら「鑑賞の面で配慮されているとは言えない環境」であることが認識され始めていることも事実で、美術館・博物館・郷土歴史館のワークショップでは「五感で感じる」ことを全面に押し出し、「見ることから触る・味わう・聞く・嗅ぐ」を通じて鑑賞する企画展を試みる館が増えつつあります。

中には学芸員自らが鑑賞の既成概念を壊し、例えば文化鑑賞の機会を館外に持ち出すことや触ってもらうことによって、鑑賞する方法・技法のあり方を再構築しようと試行錯誤を繰り返してきました。結果、成果が見え始め、「見えていても見えない」「見えなくても見える」ということを互いに認識し合えるまでにいたっています。

この企画展がこうした、いわば支流に呼応することで、触ることにより「作り手の文化」と「触り手の文化」の融合を試みたことは、新たなコミュニティづくりの一歩といえましょう。また、地域文化の共有、意識向上に繋がるものと信じています。そして、これが契機となり、文化智の館を覗いていただく機会と触れる企画展が増えることを願っています。

本企画展では、五感のもつ創造的可能性をひきだす開かれた場としました。
1.触る文化 2.嗅ぐ文化 3.味わう文化 4.作る文化 5.つむぐ文化 のブースになっています。どのブースも「ぎふ」のぬくもりを感じていただけるよう工夫してあります。あなたとのすばらしい出会いが一つでも多くありますよう願っています。

地域の「文化力」を結集 ― 選定理由

真桑人形浄瑠璃 - 教育の分野でも大きな効果を持つ文化
300年以上の歴史がある伝承人形芝居はいわゆる三人遣いの人形浄瑠璃で国の重要無形民族文化財に指定されている。大阪文楽の原型といわれる貴重なカシラなども所蔵しており、長い歴史をもつこの文楽は文化的価値も高いと評されている。他の地域では上演しない外題を有し、さらに豊かな表現力が特徴。平成9年から真正中学校のクラブ活動として上演して以来、真桑文楽保存会の協力で奉納上演に参加している。

株式会社オゼキ - 時代にあったデザインで地域経済を活性化させる文化
岐阜提灯の起源は宝暦年間に岐阜の提灯屋十蔵が尾張藩に上納したのが始まりとされている。株式会社オゼキの初代尾関次七は明治元年より雑貨を扱いながら岐阜提灯の販売に力を注いだ。明治20年東海道線が開通してからは販路も拡大し、品質改善に拍車がかかり、二代目次七は新しい考案や工夫を次々と案出し、時代に合ったデザインや色彩を素早くつかみ製品化した。昭和26年、彫刻家のイサム・ノグチによって、「あかり」の創作を始め、これに協力して指定工場となる。

岐阜薬科大学 - 地域の健康づくりを支援する薬草文化
地域が元気に文化を推進するにはまずは健康づくりである。薬草は世界各地で愛用されている。薬草園が日本で初めて作られたのは飛鳥時代といわれている。いろいろな薬が容易に入手できるようになった現代においても、薬用植物は代替医療やサプリメントとして世界各国で重要な役割を果たしている。これは植物成分が体に対して何らかの作用を持つことが実証されているからだ。この文化は地域の共有資源である。また、「自然」を通して生涯学習の場として薬草園を開放している。

渡辺染物店 - 生活から生まれた衣の文化
郡上八幡に創業して420年、藍染め一筋にその伝統の工芸技術を継承し、昭和52年「岐阜県重要文化財」に指定された。藍染めは、草で青・紺色などに染めるもので、布を何度も浸して染め上げる江戸時代からの染色方法。渡辺染物店の藍染めは、平均十数回繰り返し染めた深い藍色が特徴で、暖簾をはじめ、風呂敷・テーブルセンター等の藍染め製品とこいのぼりを手掛けている。個展は昭和48年以降東京・横浜・静岡・名古屋・岐阜・新潟・札幌など各地で開催。藍染めのファッションショーも過去には開催。

羽島円空顕彰会 - 地域文化芸術活動としての文化
円空は材料と彫りたいものがあればイメージを膨らませナタを振るわせた。その中には端材を彫った木っ端仏もある。全国に散在する仏像の魅力。そして円空の信行。円空顕彰会は地域文化の伝承と活性化のため、羽島市に生まれ、生涯に12万体もの仏像を彫ったとされる円空上人を顕彰している。

陶人工房 - 地域文化産業を支える陶器オリジナルの文化
美濃焼きの歴史は古く,平安時代には一般庶民の茶碗なども焼かれていた。室町時代の末期には和らかい土味を生かした美濃焼の特徴が完成した。現在岐阜県では国内の和様食器の半分以上が生産されている。熊谷氏は土岐市に工房を構え、オリジナルの割烹食器を中心に制作している。土と炎の芸術といわれる焼き物では最初の土作りが大切だという。長年の経験知をもってしても焼き上がりの表情は変わる。今回は成型(焼き物の形を作る)作業を実演する。

 - 地域ならではの食作り文化
一皿に込めるこだわりの味に、華やかさを添えてもてなす料理。コースは毎月変わり、食材とオリガミで季節感をかもし出す。地元の食材に強いこだわりをもち、生産者と向き合い、地産地消の理念を抱き、可能な限り地元で調達、創作料理に挑戦している。また、社員の手作り器で盛り付けるため一層創作性を盛り上げている。

岐阜県立岐阜盲学校 - 想像力・表現力・コミュニケーション能力を育む文化
岐阜盲学校の美術の時間に製作した陶芸作品。生徒たちの作品は触覚を通して体得したものを手の先から表現したもの。そこには想像力のダイナミックスさや表現力の自由さが感じられ、思わず触ってしまう魅力が秘められている。それは視覚障害者だからでなく、触察による感性をそのまま素直に出すという手法で、見るものには新鮮で生き生きして写る。視覚障害者の作品という見方ではなく、一つの芸術作品として見てもらうことを願っている。

主催・お問合わせ:社会福祉法人岐阜アソシア 視覚障害者生活情報センターぎふ  Tel 058-263-1310
後援:岐阜県、岐阜市、岐阜市教育委員会、岐阜県身体障害者福祉協会、岐阜県視覚障害者福祉協会

テーマ:イベントニュース - ジャンル:ニュース

2011/03/25 12:26 | イベント情報 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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