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『We』180号(特集: 分断を超えて)ができました(2012年10・11月号)
『We』180号ができました。この号では、特集として、8月に福島で開催した「Weフォーラム2012」の報告を2本と、「ガーダ」「ぼくたちは見た」などパレスチナの状況を伝えてこられ、現在は福島の女性たちを撮っておられる古居みずえさんのお話を掲載しています。

ぜひ、手にとってお読みください!
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特集:分断を超えて

『We』180号(2012年10・11月号)特集: 分断を超えて【Weフォーラム報告】 武藤類子さん、吉野裕之さん
福島を生きるということ

対立しているのは私たち県民同士ではない、立ち向かうべき相手は別にいるのだと、分断された福島の人たちが力を取り戻しひとつにつながるために、「福島原発告訴団」を結成し動きだした武藤類子さん。

「子どものためにできることは何でもする」という一点で市民がつながって、それぞれのやり方で動いていくことが、分断を超える一つのきっかけになる、と語る吉野さん。

福島のなかで、そして県内と県外で、幾重にも分断させられていく状況を、どのように越えていけるのか、厳しい課題でありながら一筋の光を感じさせるシンポジウムでした。

【Weフォーラム報告】 坂内智之さん、山本理さん
放射線の授業をつくる
─放射線について、子どもたちに、何をどう伝えたらいいの?


Weフォーラムの第3分科会は、震災後、郡山市の小学校で自分で作ったテキストで子どもたちに放射線から身を守る術を伝え、その後素晴らしい一冊の絵本(『放射線になんか、まけないぞ!』)にまとめた坂内智之さんからの、子ども自身が自分で考え、未来を切りひらいていく力をつけるための授業の報告、横浜の山本理さんからのいのちについて考える放射線授業(『We』177号に掲載)の報告を受け、福島在住の教員からの切実な報告も交えて、意見交換をおこなった分科会の記録です。

【お話】 古居みずえさん
パレスチナ、そして福島へ

やられてもやられても立ち上がり、今日を精いっぱい生きようとするパレスチナの人たちに惹かれ、20年以上パレスチナに通って映画を撮りつづけてきた古居みずえさん。

昨年3月の震災後に入った飯舘村で酪農家の女性たちに出会い、福島の女性たちの声を聴き、見続けていたいと通い始めた古居さんには、被災地の状況と遠いパレスチナで起きたことが重なってみえます。

読みごたえのある連載が満載!!
新連載 リレーエッセイ「一人ひとりのLGBT」が始まりました!!
【連載】
・オホーツクの潮風荒く(江口凡太郎)
・「公立中学校」でしなやかに生きること(石川晋)
 「横並び文化」の中で…
・「ひまわり」の日々(入江一恵)
 総会を機にゆれるひまわり
・お勧め最新映画情報:(シネマとフェミニズム研究会)
・往復書簡:土に還る(木村栄・向井承子)
・乱読大魔王日記(冠野文)
・リレーエッセイ 一人ひとりのLGBT[1](吉川寛)=【新連載】
・同時代の男性学:「バカなこと」?(沼崎一郎)
・遊びをせんとや生まれけむ:雨宿り(西川正)
・ジソウのお仕事:地の果てに落ちていく?(青山さくら)
・よき思い出なき人々への伝言(マルタ)
・取り乱し アフター風俗の日々(鈴木水南子)
 「まともでない」から得られたもの

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2012/10/05 16:41 | 『We』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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